各町や国が由緒ある伝統、もてなしや音楽などに包まれる冬の休暇は、新しい文化を体験する絶好の時期です。プラス、スペインのシャンパン、カバを味わいながら、口に12粒のブドウを押し込み、新しい場所で新しい一年を迎えるほどエクサイティングなことはありません。
今年の冬の休暇は、エンフォレックスでスペイン語を学びながらスペインで新年を迎えませんか?エンフォレックス全校とも休暇シーズンを含め年中開校。さらにこの時期、いくつかの校舎で特別に開講されるクリスマス・プログラムに申込み、スペインの伝統的な冬のお祝いを実体験することも可能です。この特別プログラムや特別アクティビティ、エクスカーション等など、詳しくはこちらをご覧ください。: クリスマス・プログラム
スペインのノチェビエハのお祝いについてさらに詳しくご紹介しましょう!
ノチェビエハ(Nochevieja)の時期は?
ノチェビエハは12月31日夜から翌日元旦の明け方までお祝いは続きます。
ノチェビエハはどこで?
スペイン中のあらゆる市町村でシャンパンの栓を抜き、新しい年を迎えます。12月31日日も暮れると、お祭り気分のスペイン人らは市の特に時計台のあるメイン広場へと、どこからともなく集まってきます。マドリードのソル広場は最も有名な場所。ニューヨークのタイムス・スクエアに当たります。
ノチェビエハの伝統
ノチェビエハを過ごすためにスペイン旅行を計画するのであれば、まずスペイン人が何をするのか知る必要があります。まず、その年最後を締めくくるために家族や親戚とご馳走を囲み、カウントダウンに備えてテレビの前に集まるか、友人と市中へとくりだします。この時点までに準備万端にし、スペイン人がやることなすことを忠実に行わなければなりません。スペイン人と同じように飲み、食べるのです。
最寄のメイン広場に行く前に、ノチェビエハの必需品をお忘れのないように!ショッピングリストに挙げる項目の1つ目、これは特にマドリードで過ごす人にですが、コスチュームです。集まる人のほとんどが派手な色のカツラや、風刺的なマスクを身に着けています。2つ目はシャンパンです。鐘が鳴り、新年を迎えるとシャンパンやカバの栓を一斉に抜き、周りにいる人々と乾杯します。中でも最も大切な3つ目のアイテムは、12粒のブドウの実です。真夜中を迎えると、これら12粒のブドウを一粒ずつ、鐘の音に合わせて素早く放り込まなくてはなりません。見事偉業を遂げれば、この先12ヶ月の繁栄と幸運があなたを待っています!加えて、何千という人々が笑いながら一斉に口にブドウでいっぱいにする光景は、何とも愉快ではありませんか?
ノチェビエハの歴史
ほとんどのノチェビエハの伝統はかなり典型的のようであるものの、12粒のブドウに関しては典型から外れていると感じるかもしれません。「12粒のブドウがもたらす幸運」は、宗教ベースのスペインの伝統と言うよりは、むしろ経済ベースです。始まりは1909年までさかのぼります。アリカンテのとあるブドウ栽培者に過剰のブドウ収穫がありました。これらのブドウを大急ぎで売り払おうと思いついた方法だったのです。