エンフォレックスでは毎年開かれるカーニバルで有名な2大都市に校舎があります。: プエルト・デ・ラ・クルス (テネリフェ, カナリア諸島)&カディス。プラス、エンフォレックスは年中開校していますので、学生たちはスペイン語習得しながらカーニバルのような大きなお祭りも満喫できるのです!カーニバルで有名な2大都市でのスペイン語コースについてはこちらです。:
- テネリフェで学ぶスペイン語コース
- カディスで学ぶスペイン語コース
実に独特なカーニバル・パレード、音楽、コスチュームを実体験する前に、興味深い歴史や派手な伝統等など、お祭りの全てをご紹介しましょう。
カーニバルの時期は?
カーニバルの熱気は、四旬節の40日前に当たる2月頃、最高潮に達します。
カーニバルはどこで?
スペイン中で小さなカーニバルのお祭りは行われますが、その規模から言ってもカディスとテネリフェで開催されるカーニバルが世界的にも有名です。
カーニバルの伝統
2大都市それぞれにユニークな伝統がありますが、どちらのカーニバルも、喜びと個人的表現という共通テーマを極限まで祝います。
テネリフェのカーニバルについて
ブラジルのリオのカーニバルと非常に類似点を持つテネリフェはサンタ・クルスのカーニバル。台車パレード、グループの歌のパフォーマンス、ブラジル・スタイルのグループそして何千人ものコスチュームで飾り立てた人々を特徴として挙げられます。道はストリート・ミュージシャンが奏でるあらゆるタイプの音楽で常に溢れ、様々な色とコスチュームは私たちの目を楽しませてくれます。エネルギッシュなミュージック・グループと鮮やかなコスチュームに身を包んだパフォーマーを伴い町中をくねって進むお祝いのパレード。テネリフェのカーニバルで毎年行われる伝統のひとつとして、パレード中で一番の美女を選ぶ、カーニバル・クイーン・コンテストがあります。何ヶ月もかけて作り上げた手の込んだコスチュームは、100キロを超えることもよくあるとのことです!
カディスのカーニバルについて
クアシモード(Quasimodo)の日曜日からピニャタ(Piñata)の日曜日までカディスをカーニバルが占領します。テネリフェのカーニバル同様、 カディスの町に色、音楽、文化が溢れます。普段のんびりした町は一変、ストリート・ミュージシャン、コーラス、カルテットの織り成すビートとジョークの独創的なステージ・パフォーマンスを競い合います。競技後、勝った人も負けた人もカディスの町に出てパーティーに参加、旧市街地を様々な歌いながら行進。カーニバルのために南へ行くなら、コスチュームは必須アイテム。Tシャツにジーパン姿では逆に目だってしまうほどです。スペイン中から高校生や政治家、有名人や最近の出来事など、テーマを持ったコスチュームを身にまとった数々のグループがカディスにどっと押し寄せます。鳥インフルエンザの鶏を持ったシスター集団を目にする機会はこのカーニバル以外にありません。
カーニバルの歴史
これらの熱狂的なお祭りの始まりは、現在の形とは程遠いものです。イタリアのカトリック教徒は、四旬節開始直前にコスチュームを身にまとったお祭りを伝統的に開き始めました。四旬節の40日間、カトリック教徒は肉類を食べれませんでしたので、彼らはこのお祭りを、肉類の放棄を意味する「カーニバル」と呼びました。また灰の水曜日前日、カトリック教徒が全ての肉類とバターを「食べ切る」(というより「消費」の意味合いが強い結果となり)、酷く評判の悪かった「肉の火曜日」も始まりました。
ブラジルを代表するリオのカーニバルと非常に似ているテネリフェのカーニバルの派手な巨大コスチュームと様々な色できらびやか輝く衣装は、アフリカ文化を起源としています。スペイン本土よりもアフリカに近いカナリア諸島のロケーションを考えれば当然のことに受取れます。