サン・フェルミネスは、アーネスト・ヘミングウェイの小説「日はまた昇る」で世界的に有名になった牛追い祭り。国際的なセンセーションを起こしたこのお祭りに参加しようと、毎年世界中から何千という観光客がやってくるようになりました。今年は、あなたが参加する番です!
エンフォレックスではその夢が叶います!何といってもお祭りは、地元文化や伝統をより深く理解する絶好のチャンスです。このような理由からエンフォレックスはフェスティバル・シーズンを含め年中開校しています。今年は是非パンプローナで牛に追っかけられながらスペイン語を勉強してはいかがですか?一生忘れない体験になることを保証します。パンプローナ、校舎、コース、滞在先、シティーガイドについてはこちらをご覧ください。: パンプローナ
サン・フェルミネスは個人で体験していただいて、このお祭りの歴史や伝統についてさらに深くご紹介していきましょう。
サン・フェルミネスの時期は?
この過酷なお祭りは毎年7月6日から7月14日まで続きます。
サン・フェルミネスはどこで?
小さくゆったりとしたパンプローナの町で、世界的に有名なサン・フェルミネス、大混乱の牛追い祭りが行われます。
サン・フェルミネスの伝統
サン・フェルミネスは、7月6日、市役所前に打ち上げられる、チュピナソと呼ばれるロケット花火を合図に始まります。この瞬間、耳をつんざくような歓声が湧き上がり、シャンパンの栓は抜かれ、町の緊張の1週間が始まるのです。
最も特徴的な大混乱の牛追い(エンシエロ)は、サン・フェルミンを国際的なお祭りにしました。毎朝8時、主に若者の集団は勢い良く放たれた牛の前を830メートル程走り、市の闘牛場へと牛を追い立てます。毎朝牛追いが終わると、午後は闘牛で祭りを活気づけ、ミュージックバンドはパレードを行います。13世紀に戻り、サン・フェルミンを祝う音楽を伴った行進(プロセッション)は町の誇りです。
どのお祭りにも終わりがあるようにサン・フェルミンの場合、避けることのできないのは、「ポブレ・デ・ミ(pobre de mi)」と呼ばれる瞬間です。群集は、伝統歌であるポブレ・デ・ミ(かわいそうな私)でこの祭りの閉幕を悲しみます。
サン・フェルミネスの歴史
1591年以来毎年開催されている1週間ほどかけて祝われるこのお祭りは、パンプローナの守護聖人、サン・フェルミンによります。約西暦3年、パンプローナが広大なローマ帝国の一部だった頃、サン・フェルミンは、パンプローナへ布教にやってきたフランス人司祭サン・サトゥルニノからキリスト教を学びます。心を強く動かされたサン・フェルミンはさらに学ぶためにフランスに渡り、最終的には彼自身も司祭となりました。
司祭となったサン・フェルミンは、サン・サトゥルニノの歩みを受け継ぎ、キリスト教布教に専念しましたが、正反対の考えを持つフランスの地方権力にぶつかり、その道が止められてしまいます。放棄を拒んだサン・フェルミンは、首切りの刑に処されました。後に彼の遺体の一部は、故郷であるパンプローナに戻されたことで、彼の人気はさらに上がりました。余りの人気に、間もなくして町の人々はサン・フェルミンを称えて毎年の祭りを開始。ノンストップのパーティー・ウィークへと発展したのです。牛追い祭りに関しては、未だになぞが残っています!